ロサンゼルス・クリッパーズはプレイオフ1stラウンドでデンバー・ナゲッツとの激闘の末、第7戦で敗北した。しかし、クリッパーズはレギュラーシーズンでは50勝を記録し、ウェスタン・カンファレンスで上位に食い込む健闘を見せた。そのチームの中心の一人であったジェームズ・ハーデンは、今オフシーズンにおける注目選手の一人だ。
ハーデンの契約は2025-26シーズンに向けてプレイヤーオプションが残っており、本人の選択次第で移籍の可能性も残されている。
ジェームズ・ハーデンは移籍or残留?
しかし、NBAインサイダーのジェイク・フィッシャー氏がThe Stein Lineで報じたところによると、ハーデンは来季もクリッパーズに残る見通しだという。Athlon Sportsが伝えている。
35歳となった今季のハーデンは、衰えを感じさせないパフォーマンスでチームを牽引。平均22.8得点、8.7アシストという数字は、いまだにリーグ屈指の司令塔であることを証明している。ルーキーや若手では補いきれない試合運びの巧さや経験値は、チームにとって大きな武器だ。
また、クリッパーズ側も、今季築き上げたコアを維持し来季に臨みたい意向があるとされており、ハーデンとの再契約はチーム戦略上も理にかなっている。なお、ハーデンはプレイヤーオプションで3630万ドルの契約を保持しているが、より長期的な契約を望む可能性もあるという。
優勝を目指すクリッパーズにとって、ハーデンの残留は大前提とも言える条件だ。両者の利害が一致している以上、このオフシーズンの早い段階で話がまとまる可能性は高い。
果たして、来季もハーデンがロサンゼルスのユニフォームを着てプレーすることになるのか。正式な発表が待たれる。
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