ジョナサン・クミンガはウォリアーズと再契約した後にトレードか?

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 今シーズン、ジョナサン・クミンガは怪我による離脱を経験し、その間に新たにチームに加わったジミー・バトラーとの併用が上手くいかず、復帰後も出場時間が限定される状況が続いた。オフシーズンには制限付きフリーエージェント(RFA)となるため、ウォリアーズが他チームからのオファーにマッチしなければ、移籍も現実的な選択肢となる。

 クミンガは依然として、自身がスコアリング能力を武器にオールスターを目指すことを目標としていると見られている。しかし、スティーブ・カーHCのこれまでの発言などから、クミンガに求める役割との間にはギャップがあることも明らかだ。

ジョナサン・クミンガはサイン&トレード?

 一方で、チーム関係者によれば、クミンガとカー、またはフロントとの間に直接的な不和はないという。ウォリアーズとしては、チーム戦術にフィットしないクミンガをサイン&トレード(契約後のトレード)で放出する可能性も視野に入れている。

 そのトレード先の候補としてキャップスペースに余裕のあるブルックリン・ネッツの名前も挙がったが、現時点ではネッツ側がクミンガの獲得を本格的に検討している様子はない。ウォリアーズが才能ある若手を無償で手放すとは考えにくく、現実的には再契約を結んだうえでのトレード模索が濃厚といえるだろう。

 また、別のシナリオとして、プレイオフでステフィン・カリー不在のなか、リーダーシップを発揮できなかったジミー・バトラーを放出する可能性もある。ただし、バトラーの高額契約を引き受けられるチームがどれだけあるかは疑問が残る。

 果たして、クミンガはウォリアーズに残留するのか、それとも新天地を求めるのか。いずれにせよ、まだ22歳という若さの彼の今後に大きな注目が集まる。

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