ケビン・デュラントとのトレードはヤニス・アデトクンポのトレードの後か?

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 今シーズン、BIG3体制で優勝を狙ったフェニックス・サンズだが、怪我やロスターの不均衡もあり、ウェスタンカンファレンス11位という結果に終わった。プレイイン出場も逃し、オフシーズンのロスター再編は避けられない情勢だ。特に、ケビン・デュラントに関しては、トレードの噂が日に日に強まっている。

ケビン・デュラントの動向はヤニス・アデトクンポの去就を待つ?

 そんな中、NBAインサイダーのマーク・スタイン氏は、自身のニュースレター「The Stein Line」にて、デュラントを巡る動きがすぐには本格化しない可能性を指摘している。RealGMが伝えている。

 その理由として挙げられているのが、ミルウォーキー・バックスに所属するヤニス・アデトクンポの今後の去就だ。アデトクンポがトレード市場に出るかどうかが定まらない限り、他のチームは大型トレードを進めづらいという。

 特にデュラントのような高額契約かつフランチャイズの軸となりうる選手の動向は、ヤニスの去就が決まった後に動き出す可能性が高いとされている。

 さらに、サンズは次期ヘッドコーチに新人を起用しようとしていることも報じられており、チームが長期的な視点で再構築を視野に入れていることがうかがえる。このような背景からも、デュラントの放出は「時間の問題」と見る関係者も少なくない。

 とはいえ、ヤニス・アデトクンポが今後どのような決断を下すかによって、リーグ全体のパワーバランスは大きく揺れ動く。そのため、サンズがデュラントのトレードに踏み切るかどうかも、アデトクンポの去就が明らかになってからになる可能性が高い。

 今夏の移籍市場は、まずヤニスの動きに注目が集まることになりそうだ。ケビン・デュラントは、果たしてその後にどのチームの一員となるのだろうか。

 

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