ファイナルMVPはパスカル・シアカム!授賞式のタイリース・ハリバートンの反応がおもしろい。

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 日本時間6月1日に行われたイースタン・カンファレンスファイナル第6戦で、インディアナ・ペイサーズがニューヨーク・ニックスを125-108で下し、NBAファイナル進出を決めた

ペイサーズの活躍した選手

 ディフェンス面では、アンドリュー・ネムハードが37分間の出場で6スティールを記録。ニックスのエースガード、ジェイレン・ブランソンを19得点に抑える活躍を見せた。

 一方、オフェンスではエースのタイリース・ハリバートン21得点・13アシストをマーク。得点だけでなく、アシストでもチームに貢献するなど、ペイサーズのチームバスケットを体現したようなスタッツを残した。

 しかし、この試合で最もインパクトを残したのはパスカル・シアカムだった。彼は31得点・3アシスト・5リバウンド・3ブロックというスタッツを、フィールドゴール成功率55.6%・3P成功率60%という高効率で記録。攻守両面でチームを牽引した。

 シリーズを通じた安定したパフォーマンス、そしてこの試合での大活躍が評価され、イースタン・カンファレンス・ファイナルMVPにはシアカムが選ばれた

受賞式のハリバートンの反応

 その表彰式の場面で、思わず笑ってしまうような“おもしろい瞬間”が撮影された。以下の動画をご覧いただきたい。

 ペイサーズのエースとして認識されているのはハリバートンであり、彼がMVPに選ばれると予想していたファンも多かっただろう。受賞式で名前が呼ばれる瞬間、ハリバートンは自分の名前が呼ばれると思い込み、ダブルピースでチームメイトと談笑した直後、前に足を出した。まさに「自分だと思ってた」瞬間だ。

 その直後、自身ではなかったと気づいた彼のなんとも言えない表情と、それでもすぐに切り替えて仲間であるシアカムを称える姿が、ファンの間で話題となっている。

 もちろん、ハリバートンもMVPにふさわしい活躍をしたことは間違いない。だが、この“勘違い”は、彼の人間味あふれる一面を象徴する微笑ましい出来事でもあった。

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