ヒューストン・ロケッツは今シーズン、西カンファレンス2位という好成績を収め、大きく飛躍したチームである。
特に注目されたのは、高いディフェンス力とリバウンド力だ。その中核を担ったのが、怪我から復帰したスティーブン・アダムズである。
アダムズは右ヒザの後十字靭帯手術のため、2023–24シーズンを全休。復帰後、本来のパフォーマンスを発揮できるか不安視されていた。
確かに機動力の面ではやや衰えも見られたが、その存在感とインサイドでの強さでチームの躍進に大きく貢献した。
そのため、ロケッツはこのオフシーズン、アダムズの残留を最優先事項としているという。
しかし、その活躍ぶりから他チームが関心を示す可能性もあり、ロケッツは代替案としての補強プランも用意しているようだ。
スティーブン・アダムスの代わりに狙う選手とは?
その候補が、長年ミルウォーキー・バックスでプレーし、今オフに無制限フリーエージェント(FA)となるブルック・ロペスである。
ロペスは37歳という年齢もあり、ディフェンスやリバウンドの面で以前ほどのパフォーマンスは見られない。
また、彼の持ち味である3ポイントシュートも、プレーオフでは十分に発揮できなかった点が懸念されている。
一方で、過去3シーズンで237試合に出場するなど、ケガが少なくコンディションが安定している点は、多くのチームが注目する大きな要因といえる。
実際に、センター補強を求めているロサンゼルス・レイカーズがすでにロペスと接触したとの報道もある(※詳しくはこちらの記事へ)。
果たして、ロペスはどのチームを選ぶのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
(引用:Bleacher Reports)
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