現在、ケビン・デュラントのトレードに関する情報が飛び交っている。現時点で有力なトレード先候補とされているのは以下の4チームだ(詳細はこちらの記事を参照)。
・サンアントニオ・スパーズ
・マイアミ・ヒート
・ヒューストン・ロケッツ
・ミネソタ・ティンバーウルブズ
ケビン・デュラントに対する魅力的なオファーはあるのか?
フェニックス・サンズは、スパーズ、ヒート、ロケッツの3チームからは、デュラントの価値に見合った十分なオファーを受けていないという。
そのため、現時点でトレード成立の条件が整っていないと、関係者がThe Athleticの取材に対して明かしている。また、デュラント本人は、上記3チームのいずれかと契約延長を結ぶ意向を示しているとRealGMが報じている。
この4チームの中で、デュラント自身が最も希望しているトレード先はスパーズとされている。
一方で、彼はウルブズへの移籍は望んでいないという。ただし、デュラントはトレード拒否権を保有していないため、移籍先を選ぶ権利はない。
9月で37歳を迎えるデュラントは、現在契約残り1年のベテラン選手だ。その彼に対して、各チームから魅力的なオファーが届いていない現状は、市場における評価が落ちていることを示している。
こうした中、サンズはスパーズに対し、ルーキーのステフォン・キャッスル、あるいは今年のドラフト2位指名権のいずれかを要求したとされる。
サンズは、チーム状況が悪化する中でも、デュラントのトレードによって立て直しを図ろうとしているが、他のチームも納得できる条件を提示できていないのが現状だ。
一部では「数日以内にトレードが成立する」との報道もあったが、実際には、予想以上に時間がかかる可能性がある。
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