マーベリックスが狙うべきFAのポイントガード12選手!

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マーベリックスは代役PG獲得に動くか?

 昨シーズン3月に前十字靭帯断裂の大怪我を負ったカイリー・アービングは、来シーズン序盤の欠場が予想されている。
 
 そんな中、日本時間2025年6月25日、ダラス・マーベリックスと3年1億1900万ドルの再契約に合意したと報じられた(契約詳細はこちらの記事)。

 無事にエースを引き留めることに成功したマーベリックスだが、新たな課題もある。

 それはアービング不在時のポイントガード問題だ。

 昨季もアービングの離脱後は、オフェンスの停滞と試合運びの乱れが顕著だった。西カンファレンスの競争が激化するなか、序盤で負けが込めばプレイオフ進出にも影響する可能性がある。

 ただし、今回の再契約により、マーベリックスは570万ドルのミッドレベル例外条項(MLE)を使用可能となった。これを活用して、短期的にポイントガードを補強する動きが予想される。


MLEで狙えるFAポイントガード一覧(獲得難易度別)

以下は、アービング不在時の“代理司令塔”候補となるポイントガードのリストである。獲得難易度と実力をもとに3つのグループに分類した。

Aランク(獲得しやすく、実力も十分)

  • コーリー・ジョセフ(マジック)
  • デロン・ライト(ニックス)
  • キャメロン・ペイン(ニックス)
  • スペンサー・ディンウィディ(マーベリックス)
  • コリン・ギャレスピー(サンズ)

予算内(MLE)で獲得可能と見られる選手たち。特にギャレスピーは昨季サンズで守備力とハッスルを評価された存在で、補強としてバランスがよい。

Bランク(やや獲得が難しいが、実力は十分)

  • ラッセル・ウェストブルック(ナゲッツ)
  • クリス・ポール(スパーズ)
  • トレ・ジョーンズ(ブルズ)
  • タイアス・ジョーンズ(サンズ)

→ 実績がありプレイタイムやチーム選びに優位な立場にある。アービング復帰後の併用が難しい小柄なジョーンズ兄弟も含まれるが、昨季の契約額次第ではMLE圏内で交渉余地がある。

Cランク(獲得は困難だが実力は申し分ない)

  • マルコム・ブログドン(ウィザーズ)
  • ディアンジェロ・ラッセル(ネッツ)
  • デニス・シュルーダー(ピストンズ)

→ トップクラスの人気FA。獲得難易度は高いが、昨季タイアス・ジョーンズがミニマム契約に落ち着いた例のように、ガード過多の影響で価格が下がる可能性もある

 マーベリックスは、優勝を狙える体制を維持しながら、アービング不在時の穴をいかに埋めるかが今オフのカギとなる。ガードの豊富なFA市場を活用し、短期かつ的確な補強を行えるかどうか、注目が集まる。

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