ミルウォーキー・バックスがデイミアン・リラードをウェイブ(契約解除)したと報じられた。
リラードはこれより、48時間のウェイバー期間に入る。他の29チームは、この期間中に彼の現行契約をそのまま引き取る権利を持つ。
しかし、今回のケースでは、その高額契約を引き取れるだけのキャップスペースを持つチームは存在しない。
よって、リラードは後に、FA(フリーエージェント)となると見られている。
また、バックスはストレッチ条項を適用し、リラードの残り2年・約1億1300万ドルを5年間にわたってキャップヒットとして計上する見通しである。
この処理により、チームは年間約2000万ドルのデッドサラリーを負担することになる。
この動きは、同時に報じられたFAのマイルズ・ターナー獲得と関連している(マイルズ・ターナーに関する記事はこちら)。バックスは、来シーズン、復帰が厳しい彼の代わりに、センターの補強を優先した格好だ。
ここ数年、バックスのエースであるヤニス・アデトクンポにはたびたび移籍の噂が付きまとってきた。
そのためチームは昨年、彼の引き留めを目的に多くのアセットを差し出してリラードを獲得した。
今回のリラード放出も、アキレス腱の怪我で来季の出場が危ぶまれるリラードに見切りをつけ、再び勝利を目指せる体制を構築する狙いであろう。
しかし、報道によれば、アデトクンポはこの一連の動きを歓迎していないという。もしかすると今後、彼がトレード要求を行う可能性も浮上している。
(引用:RealGM)
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