ロサンゼルス・レイカーズは、オフシーズンの最優先事項であるセンターの補強をいまだ実現できていない。
先日、ポートランド・トレイルブレイザーズからバイアウトされてフリーエージェント(FA)となったディアンドレ・エイトンの獲得が噂されているほか、ベテランのアル・ホーフォードにも関心を示している(詳しくはこちら)。
そんな中、レイカーズはFA市場だけでなく、トレードによるセンター補強の選択肢も模索しているようだ。
トレード交渉中の2人のセンターとは?
ニック・リチャーズ(フェニックス・サンズ)
レイカーズは、フェニックス・サンズのニック・リチャーズに関するトレード交渉を行っていると報じられている。
リチャーズは昨シーズン途中、サンズにトレードで加入したが、十分な出場機会を得られず、期待された結果を残すことができなかった。
サンズはこのオフシーズン、ケビン・デュラントのトレードで獲得した1巡目指名権を用いて、ドラフト10位でセンターのカマン・マルアチを指名。
さらに、シャーロット・ホーネッツとのトレードでマーク・ウィリアムズを獲得しており、センターの選手層が厚くなった。これにより、リチャーズを放出する可能性は十分にあると見られる。
ヤブ・ミッシ(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
もう1人、レイカーズが注目しているのは、ニューオーリンズ・ペリカンズの若手センター、ヤブ・ミッシである。
レイカーズは昨年オールルーキー・セカンドチームに選出された彼に対して、トレードの可能性をペリカンズに問い合わせたと報じられている。
ペリカンズもセンター層が厚くなっているチームの一つである。今オフにはドラフトでデリック・クイーンを指名し、FAではケボン・ルーニーを獲得している。
しかし、昨シーズンに高い評価を受けたルーキーを手放すとは考えにくい。
はたして、レイカーズはどのようにして、センター層を補強するのだろうか、見所だ。
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