フェニックス・サンズとブラッドリー・ビールが、バイアウトの可能性について協議していると報じられた。
サンズは今オフシーズンに入り、ここ数年で市場価値がやや下がっていたケビン・デュラントをトレードし、十分なアセットを獲得(詳しくはこちらの記事)。
また、昨シーズンの課題だったセンター不足を解消するため、積極的な補強に動いた。
具体的には、シャーロット・ホーネッツとのトレードでマーク・ウィリアムズを獲得し、さらにドラフト10位でカマン・マルアチを指名。サンズは、非常に早い段階でチームのニーズに対応した補強を進めた。
しかし、彼らの動きはまだ序章にすぎないのかもしれない。報道によれば、サンズはブラッドリー・ビールの放出を強く望んでいるとされており、今回のバイアウト協議もその一環とみられる。
一方で、ビール自身はチームへの残留を希望しているものの、「優勝を狙えるコンテンダーであれば、トレードも視野に入れる」との立場を取っている。
なお、もしバイアウトが成立した場合、彼はFAゴールデンステート・ウォリアーズ、ミルウォーキー・バックス、ロサンゼルス・レイカーズといった複数のチームが、獲得レースに参戦すると予想されている。
果たして、ブラッドリー・ビールは来シーズンどのチームでプレーするのか。今後の動向に注目したい。
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