キングスがサイン&トレードでデニス・シュルーダーを獲得。

キングス ニュース

 先日、サクラメント・キングスは、デトロイト・ピストンズからFAとなっていたデニス・シュルーダーと3年総額4,500万ドルの契約を結んだと報じられた(詳しくはこちらの記事)。

 契約合意の報道直後には、「FA契約としての加入か、サイン&トレードによる移籍か」は不明だったが、数週間にわたる交渉の末、シュルーダーがサイン&トレードでキングスに加入することが正式に決定した。


🔁 トレード内容

  • キングスが獲得
     - デニス・シュルーダー
     - 2029年の2巡目指名権
  • ピストンズが獲得
     - 2026年のプロテクト付き2巡目指名権

 なお、キングスはシュルーダー獲得にあたり、マリク・モンクの放出が検討されていると報じられていたが、今回の取引には含まれなかった

 また、キングスは先日、**ケビン・ハーターをシカゴ・ブルズにトレードした際に得た$16.8MのTPE(トレード例外条項)を活用してシュルーダーを獲得した。これにより、今季$14.1M相当のミッドレベル例外条項(MLE)**をまだ保持しており、さらなる補強に活用できる柔軟な状況にある。

 現在、キングスが関心を示しているとされるFA選手には、マルコム・ブログドンラッセル・ウェストブルックの名前が挙がっている。オフシーズン当初から掲げていた「ポイントガードの層の強化」という目的は、今回のシュルーダー獲得によってある程度達成されたと考えられる。

 しかし、キングスが残されたMLEを使ってさらに補強を進めるのか、それともトレードでの活用を検討しているのかは、今後の焦点となるだろう。

 はたして、キングスはこの夏、どのような最終ロスターを組み上げるのか。引き続き、動向に注目が集まる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました