デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、今オフシーズンに提示された3年総額2億1200万ドルの契約延長オファーを拒否する意向を球団に伝えたと報じられた。
とはいえ、これはナゲッツに対する不満の表れではない。ヨキッチは契約延長のタイミングを2026年オフシーズンまで先送りすることで、追加でおよそ8,000万ドルの契約価値を得られる見込みであり、より有利な条件での延長を狙っていると考えられている。
現時点で彼は「NBAで最も優れたプレイヤー」との評価も多く、仮に今シーズン中に負傷するようなことがあったとしても、ナゲッツが契約延長を見送るとは考えにくい。
この判断はリスクを取ってでも最大限のリターンを得る、いわば“したたかな戦略”だといえるだろう。
ナゲッツのオフシーズン補強も順調
ナゲッツは今オフシーズン、マイケル・ポーターJr.をトレードし、キャメロン・ジョンソンを獲得。さらに、2023年の優勝に貢献したブルース・ブラウンJr.とミニマム契約を結び、センターのヨナス・バランチュナスもトレードで加えた。
これらの動きによって、優秀なロールプレイヤーたちを複数確保し、ロスターのバランスはより一層整ってきた。
ヨキッチを中心とした新たなナゲッツの体制が、どのようなシーズンを迎えるのか、今から注目が集まる。
(引用:RealGM)
コメント