2024-25シーズンのNBA王者、オクラホマシティ・サンダーが、3人の主力選手と1年あたり5,000万ドルを超える大型契約延長に合意したことが報じられた。
まず、フォワードのジェイレン・ウィリアムズは、5年総額2億8,700万ドルの延長契約に合意。先日、彼が4月9日に右手首の舟状月状靭帯を完全に断裂して、その状態でプレイオフを戦い続けたことがが伝えられ、衝撃を与えた。
続いて、2022年のドラフト2位指名選手であるチェット・ホルムグレンとも、5年最大2億5,000万ドルの契約延長に至った。
さらに、今季のシーズンMVPかつファイナルMVPであるシェイ・ギルジアス・アレクサンダーは、4年2億8,500万ドルの契約延長に合意。
現在の契約が2年残っているため、この延長契約は2027-28シーズンから適用される予定である。2030年には、年間7,890万ドルというリーグ史上最高額の年俸を得る見通しだ。
サンダーに立ちはだかる「サラリー圧迫」
このように、主力選手との大型契約を一気に進めたことで、今後のキャップスペースに大きな影響が出るのは避けられない。
特に注目されるのは、2026-27シーズンにチームオプションを持つ2人のベテラン選手の処遇である。
- アイザイア・ハーテンシュタイン(オプション額:2,850万ドル)
- ルーゲンツ・ドート(オプション額:1,820万ドル)
今後の契約状況や若手の台頭によっては、これらのオプションが破棄される可能性もあるだろう。
サンダーは2連覇なるか?
とはいえ、優勝直後に主力を全員キープできたという事実は非常に大きい。NBAにおいて、タイトルを獲得したチームが戦力を維持できるケースは少なく、これはサンダーにとって理想的なオフシーズンとなった。
果たして、サンダーはこの陣容で2連覇を成し遂げることができるのか。来シーズンの動向に注目したい。
(引用:RealGM:
ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレン、シェイ・ギルジアス・アレクサンダー)
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