今オフシーズン、フィラデルフィア・シクサーズは昨シーズンに大きく成長を遂げたクエンティン・グライムスとの再契約問題に直面している。
シクサーズは彼との契約を前向きに検討しているが、サラリーキャップの制約がそれを難しくしている。
RealGMによると、チームはこの問題を解決するため、ケリー・ウーブレ Jr.とアンドレ・ドラモンドのトレード放出を模索しているという。
シクサーズは昨シーズン、ジョエル・エンビード、タイリース・マキシー、ポール・ジョージを軸に優勝候補と目されていた。
しかし、度重なる怪我の影響もあり、プレイオフ進出すら逃してしまった。
そうした中で、ロールプレイヤーとして貴重な役割を担うウーブレ Jr.とドラモンドを手放すことになれば、昨季以上に選手層が薄くなる可能性が高い。
果たしてシクサーズはグライムスとの再契約を優先し、ロスターの厚みを犠牲にするのか。それとも別の解決策を見出すのか――残りのオフシーズンにおける動向に注目が集まる。
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