ニューヨーク・ニックスが、FAのマルコム・ブログトンと1年の契約を結んだ。
昨シーズンをワシントン・ウィザーズで過ごしたブログトンは、32歳というベテランの域に入ったものの、ガードとしては体格に恵まれ、守備力も高い。
近年は怪我に悩まされ、ミルウォーキー・バックス時代の輝きは薄れているものの、エースのジェイレン・ブランソンの隣に並ぶ選手として、大きな期待が寄せられている。
ニックスは先日、昨シーズンも所属していたランドリー・シャメットとも1年契約を締結した。オフシーズンも残りわずかとなったこの時期に、主力選手を支える優秀なロールプレイヤーを、リスクの少ないベテランミニマム契約で獲得できたことは非常に大きい。
現在のベンチメンバーは、マイルズ・マクブライド、マルコム・ブログトン、ジョーダン・クラークソン、ガーション・ヤブセレ、ミッチェル・ロビンソン、そしてランドリー・シャメットと、充実の陣容だ。来シーズンは、長年チームを率いたトム・シボドーに代わり、マイク・ブラウンが新ヘッドコーチに就任する。
東の強豪であるボストン・セルティックスやインディアナ・ペイサーズのエースの怪我もあり、来シーズンの東地区は比較的、競争力が低くなる可能性が高い。新体制で臨むニックスにとって、これ以上ないチャンスとなるだろう。
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