[NBAプレイオフ]東カンファレンスファイナル第1戦ペイサーズがニックスに劇的勝利!!

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 今年のプレイオフは波乱が巻き起こっている。特に東カンファレンスでは、第2戦のインディアナ・ペイサーズが、レギュラーシーズンを64勝で東カンファレンスを1位通過したクリーブランド・キャバリアーズを4-1で下した。同じく第2戦のボストン・セルティックスVSニューヨーク・ニックスは、レギュラーシーズンで勝利数が上位3チームに1勝もできていないことで評価を下げていたニックスが4-2でセルティックスを下した。

 そして、本日スタートした東カンファレンスファイナルのニックスVSペイサーズ。ペイサーズは4クオーター残り5分、15点差で負けていたが、オーバータイムに持ち込んだ末に、138-135で勝利した。

ペイサーズの残り5分から15点差を覆す大逆転勝利!

 第1戦のキープレイヤーは、試合を通して30得点を挙げたアーロン・ネスミスだった。ペイサーズは第4クォーター残り5分で15点ビハインドと絶体絶命の状況だったが、ネスミスが立て続けに6本の3ポイントシュートを決め、点差を一気に縮めていった。

 終盤には、ニックスのOG・アヌノビーがフリースローを2本中1本外し、残り7.3秒でスコアは2点差に。すぐさま、エースのタイリース・ハリバートンがエンドラインからドリブルでボールを運び、まずはリムに向かってドライブ。ディフェンスに阻まれたため、3ポイントラインまで冷静に戻ってシュートを放った。

 ボールはリングの根元に当たり、ゴールボードの上まで跳ね上がった後、リングに吸い込まれるという劇的なブザービーターに見えた――。しかし、ハリバートンの足がわずかに3ポイントラインにかかっていたため、2点としてカウントされ、試合はオーバータイムへ突入した。

 延長序盤はペイサーズのシュートがリングに嫌われ、ニックスがリード。しかし、勝敗が決したのは残り18秒の攻防だった。

 アンドリュー・ネムハードがスティールを決めた直後、アウト・オブ・バウンズとなりニックスボールと判定されたが、ペイサーズがチャレンジを要求。リプレイの結果、ボールはコートを出る前にニックスのジェイレン・ブランソンの手に当たっていたとされ、ペイサーズボールに。

 その後のポゼッションでペイサーズは冷静に得点を決め、3点差とし、激戦を制した。

 今年のプレイオフは試合単位で見ても、波乱の展開が続いていると言える。どのチームが優勝しても、NBA史上初となる「7年連続で異なるチームがチャンピオンになる」という前例のない結果となるのも興味深い。それだけに、今まさに歴史的な流れの中にいると言っても過言ではない。

果たして、どのチームがファイナルに駒を進め、栄光のチャンピオンリングを手にするのだろうか――。

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