現在、ニューヨーク・ニックスはインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ・カンファレンスセミファイナル(第2ラウンド)で第2戦を終え、シリーズ成績は0勝2敗と劣勢に立たされている。
もし第3戦も落とせば、0勝3敗で後がなくなり、そこからの逆転突破は極めて困難となる。
この厳しい状況を打開すべく、ニックスは昨シーズンまで先発センターを務めていたミッチェル・ロビンソンを第3戦でスタメン起用する方針とみられている。
これに伴い、これまで先発で起用されていたジョシュ・ハートがベンチスタートとなる見込みだ。
第2戦では、ロビンソンとカール・アンソニー・タウンズという2人のビッグマンを同時に起用する時間帯が増えており、チームはこの“ツインタワー”戦略に一定の手応えを感じているようだ。
第1戦では、試合残り約5分で15点のリードを奪いながらも、そこから逆転を許す痛恨の敗戦となった。しかし、裏を返せば、それだけのリードを築けるだけの力をこのチームが持っている証でもある。
果たしてニックスは、シリーズの流れを変え、カンファレンスファイナル進出への道を切り拓くことができるのか。運命の第3戦で、新たな布陣が好転のきっかけとなるか注目だ。
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