キャバリアーズは2024-25年シーズン、歴史的な連勝を記録し、最終的に64勝18敗という好成績でプレイオフに進出した。安定したレギュラーシーズンの戦いぶりから、優勝への期待が高まっていたが、結果はカンファレンスセミファイナルでペイサーズに敗退。第5戦でシリーズを落とし、失望の幕切れとなった。
この敗退を受けて、フロントオフィスは今オフ、ロスター改革にどれほど踏み込むのかが注目されている。RealGMによると、キャバリアーズは過去のオフとは異なる視点で編成を見直しており、これまでチームの中核とされてきたダリウス・ガーランドとジャレット・アレンについても、トレードの可能性を以前より柔軟に考えているという。仮にこの2人を含む大型トレードが成立すれば、チームにとっては大改革といえるだろう。
そんな中、バックスのエース、ヤニス・アデトクンポの去就に注目が集まっている。もし彼がオフシーズンでトレードを要求し、トレード市場に出ることになれば、キャバリアーズはその移籍先候補の一つになる可能性がある。
ダリウス・ガーランドとジャレット・アレンがトレードパッケージに?
キャバリアーズが放出可能な1巡目指名権の数には限りがあるものの、ガーランドとアレンという若く有望な2選手をパッケージに含めることで、契約金のマッチや戦力価値の面でも十分な交渉材料となる。バックスにとっても、アデトクンポを手放す場合に備え、若手と将来性のある戦力を獲得できるのは一つの選択肢となるかもしれない。
さらに、キャバリアーズとしてはここ数年採用してきた「2ビッグ」の構成を見直すタイミングに来ているのかもしれない。その戦術に見切りをつけ、リーグ屈指のパワーフォワードであるヤニスを中心とした新たなチーム構成を目指すことも視野に入れるべきだろう。
ヤニス・アデトクンポの動向が分からない現状では、あくまで妄想レベルの話ではあるが、キャバリアーズがトレード市場で大きく動く可能性は否定できない。
コメント