トロント・ラプターズは今シーズンのトレードデッドラインで、ニューオーリンズ・ペリカンズからブランドン・イングラムをトレードで獲得した。
このトレードでラプターズは、ブルース・ブラウンJr.、ケリー・オリニク、そして1巡目指名権と2巡目指名権をそれぞれ1つずつ放出している。オールスター経験のあるイングラムをこのアセットで獲得できたのは、ラプターズにとって非常に大きな成果だったと言えるだろう。
そしてラプターズは、もうすぐ始まるオフシーズンにおいて、さらなるスタープレイヤー獲得を目指して動く可能性があると報じられている。
以下は、ESPNのブライアン・ウィンドホーストが「Hoop Collective Podcast」で語った内容の一部であり、RealGMが伝えている。
「この話題から離れすぎたくはないが、この話題が上がった以上、ラプターズはリーグ内で『大物選手を獲得する』という動きを見せ始めているチームだ」
今シーズン、怪我の影響でイングラムはラプターズでの試合出場が叶わなかったが、来シーズンの復帰には大きな期待が寄せられている。加えて、もしラプターズがさらに新たなスター選手を加えることになれば、2人のスターが同時にデビューするという夢のような瞬間を目にすることができるかもしれない。
果たしてその相手は、噂されているヤニス・アデトクンポなのか、あるいはケビン・デュラントなのか。2019年の優勝、そしてカワイ・レナードの退団後も、スコッティ・バーンズの指名などを通じて、着実に若手コアを築いてきたラプターズが、オフシーズンにどのような動きを見せるのか。その動向に注目が集まる。
コメント