デジョンテ・マレーを加えて今シーズンに臨んだニューオーリンズ・ペリカンズには、大きな期待が寄せられていた。しかし、主力選手の相次ぐ怪我により、チームは早い段階でタンクモードに入り、最終的には西カンファレンス14位でシーズンを終えることとなった。
トレード・デッドラインでは、エースのブランドン・イングラムを放出。来シーズンは、負傷から復帰した選手たちを中心に再スタートを切る“新生ペリカンズ”としての活躍が期待されている。一方で、オフシーズンにはさらなるトレードが行われる可能性もある。
Yahoo Sportsのケビン・オコナー氏によれば、ペリカンズには「トレード不可の選手はいない」とのこと。これはCBS Sportsが報じている。
今シーズンの西カンファレンスは非常に拮抗しており、2位のロケッツから3位のグリズリーズまでがわずか4ゲーム差、さらには3位のレイカーズとも2ゲーム差しかなかった。この状況を踏まえれば、来シーズンもプレイオフ出場を狙う各チームが現戦力の維持、あるいは強化を進めてくるのは間違いない。
果たしてペリカンズは、この熾烈な競争に割って入ることができるのか。それとも、さらなる再建に舵を切るのか。今後の動向に注目が集まる。
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