【事件の発端】メディア席まで巻き込む大乱闘
2025年BIG3リーグ開幕戦(マイアミ vs ロサンゼルス)にて、元NBA王者のドワイト・ハワードとランス・スティーブンソンが乱闘騒ぎを起こし、両者とも退場処分となりました。
試合中、スティーブンソンがハワードの胸に肘を入れたことで口論が勃発。スティーブンソンが拳を構えると、ハワードがその腕を払いのけ、両者は押し合いながら床を転げ、ついにはゴール裏のメディア席へともつれ込む展開に。観客や報道陣も驚く大混乱となりました。
【試合の結末】マイアミが勝利、両選手は試合終了前に退場
一戦は、スティーブンソンが所属するマイアミがハワードのロサンゼルスを50-44で下して勝利。ただし、両選手は試合終了前にコートを後にし、最後までプレーすることはありませんでした。
【前兆あり】スティーブンソンは試合前半にも小競り合い
この乱闘の前にも、スティーブンソンはジョーダン・クロフォードと衝突。クロフォードがスティーブンソンの顔の近くに手を出し、鼻に接触する場面があり、それに対してスティーブンソンはパンチを放ちかけるというシーンも。こちらは周囲の選手が素早く止めに入り、両者とも退場は免れました。
【BIG3初参戦】ベテラン勢が揃う2025年シーズン
ハワードとスティーブンソンにとっては、今年がBIG3リーグ初参戦。両者は合わせて31シーズンのNBA経験を誇るベテラン。
- ハワードはオールスター8回出場、最優秀守備選手賞3回の実績を持ち、2020年にはレイカーズでNBA優勝も経験。
- スティーブンソンはインディアナ・ペイサーズを中心に、複数チームを渡り歩いたプレーメーカーで、2021-22年シーズンにペイサーズでNBAから退いた。
【注目のBIG3シーズン】新チーム&ボーナス制度も
BIG3は2025年で第8シーズン目に突入。今季は新たに8チームが加わり、計12チームが参加。シーズンは10週間にわたり、最終週には優勝決定戦が開催。
優勝チームには100万ドル(約1.5億円)の賞金が贈られる新制度も導入され、例年以上に注目度が高まっています。
今季はこの2人以外にも、ケンバ・ウォーカー、モントレズ・ハレル、ウェズリー・ジョンソンなど、NBA経験者たちが多数出場。開幕早々の騒動もあり、BIG3リーグは今季も大きな話題を呼びそうです。
(引用:CBS Sports)
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