ブレイザーズがディアンドレ・エイトンをバイアウトし、FAに。

　ポートランド・トレイルブレイザーズが先発センターのディアンドレ・エイトンをバイアウトしたと報じられた。これにより、彼はフリーエージェント（FA）となり、FA市場に出ることになる。

　エイトンにはトレードの噂があったものの、チームがバイアウトを選択するほど放出したい選手とは見なされていなかったため、多くの人にとって驚きの決断となっただろう。

　来シーズンの彼の契約額は3550万ドルであり、バイアウトによって契約金の一部が支払われる。これはチームのサラリーキャップにも計上されるため、負担となる。

　先日、ジュルー・ホリデーを獲得したブレイザーズは、来シーズンの勝利を目指してチームの方向性を本格的に定めたと思われていた。

　ただ、この動きはドラフトピックにより、厚くなったセンター層の整理する動きに出たと考えられる。

　2018年のドラフトで全体1位指名を受けNBA入りしたエイトンは、オフェンス面での貢献度は高いものの、ディフェンスにおけるサボり癖が評価を下げる要因となっていた。

　昨シーズンは40試合に出場し、平均14.4得点・1.6アシスト・10.2リバウンドを記録。はたして彼を獲得するチームはどこになるのか、注目が集まる。