先日、レブロン・ジェームズは自身の2025-26シーズンのプレイヤーオプションを行使し、ロサンゼルス・レイカーズに残留することを選んだ。
彼がレイカーズに残ることはある程度既定路線と見られていたものの、これまで数年間続いていた「オプションを破棄して2年契約(2年目はプレイヤーオプション)を結ぶ」という流れを踏襲しなかった今回の選択には、違和感を覚えたファンや関係者も少なくなかった。
この決断により、レブロンは来シーズン終了後に無制限FA(フリーエージェント)として市場に出ることが確定した。
こうした状況の中、ESPNクリーブランドのブライアン・ウィンドホーストは、関係者からの情報をもとにレブロンとレイカーズの今後について以下のように語った。
「4日前、レブロンが契約を更新した時点では、私は『彼がトレードされる可能性はゼロだ』と断言していたと思います。当時はそう考えていました。
しかし、過去3〜4日の会話を通じて、今は『ゼロだ』とは言い切れなくなっています。
トレードの可能性が高いと言うつもりはありませんが、責任を持って“絶対にない”とはもはや言えないのです。」
レイカーズはルカ・ドンチッチ体制に移行?
昨シーズン、レイカーズはアンソニー・デイビスを放出し、ルカ・ドンチッチを獲得する大型トレードを実行したが、この動きにレブロン・ジェームズが関与していなかったことは、球団が「レブロン体制」から「ドンチッチ体制」への転換を進めていることを強く印象づける出来事だった。
そして今オフ、レブロンがあえてプレイヤーオプションを行使したことは、その流れをさらに加速させる要素となっている。
かつて、レブロンレイカーズでの引退を望んでると報じられていたが、息子ブロニー・ジェームズとの共演が実現した今、その意思が変化しても不思議ではない。
なお、レブロン・ジェームズは**トレード拒否権(ノートレード条項)**を保有しており、本人が望まない限り、球団が一方的に彼を放出することはできない。
はたして彼は、残されたキャリアをどのような道で歩むのか。注目が集まる。
(引用:RealGM)
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